interview03
楢木Naraki

Q1:なぜ農家の道を選んだのですか?

知人から紹介していただいたご縁で、まったくの未経験から現職に就きました。就農する前は、力仕事と匂いがきつそうだな...というイメージで不安でしたが、どちらも働いているうちに慣れました(笑)力仕事のイメージでしたが、昔と比べて機械化が進んでいますし、施設も新しくて清潔なんですよ。現在は、生後2ヶ月までの仔牛の哺育を担当しています。働き始めた頃は、動物がすごく好き!というわけではなかったのですが、今では自分の子供より可愛いと思う瞬間があるくらい、すっかり牛たちに夢中です(笑)

Q2:飛騨市に就農してみて思うことは?

郷土の特産品でもある飛騨牛の飼育に関わらせてもらっていることは、飛騨市民としてとても誇りに感じます。私は地元出身なのですが、現職に関わるまで、自分の食べているお肉がどうやって育てられているのか、考えたことがなかったので、貴重な経験をさせて頂いていると感じます。私の仕事は仔牛の哺育で、食肉になるところまでは直接関わらないのですが、”三つ子の魂百まで”と言いますし、美味しくて健康に育ってもらう為に、私自身が子供を育ててきた経験を踏まえて、明るく笑顔の絶えない環境で牛たちを育ててあげようと心がけています。 飛騨は空気も美味しいし、水も山も綺麗で、牛たちにとっても、私たちにとっても最高の環境だと思います。

Q3:今就農を考えている人へ、メッセージをお願いします。

私たちは、いつも牛舎に笑い声が響いていて、楽しくあたたかな環境で、牛たちに育ってもらえるように心がけています。畜産農家の仕事は、可愛がって育てた牛を、最後には食肉として出荷するという現実が常にある命の現場です。大切な命を粗末にしない為に、限りある時間を精一杯幸せに過ごしてもらう為に、牛たちには、清潔で明るい環境でたくさん愛情を注いで育ててあげる事が大切だと思います。農家の仕事は大変な仕事ですが、常に自分の頭で考えることで沢山の気づきがある仕事です。働く喜びがたくさん見つかる仕事だと私は思っています。

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飛騨市で応援する就農はコレ!