クローズアップ企業(2020年度版) 株式会社 柏木工

株式会社 柏木工

今の職についたキッカケ

高校を卒業後、新卒で入社いたしました。祖父が大工をしているので、子供の頃から建築関係の仕事に馴染みがあって、その中でも特に扉や建具を作る過程に興味があったので、地元で一番大きな現在の会社への入社を決めました。

お仕事の内容は?

古川工場では、主に建具やそれを収める枠を作っています。ハウスメーカーさんや建材メーカーさんのカタログに掲載する商品の制作を行なったり、同じ形のドアやクローゼットの扉をマンションへ納めることもあります。基本はラインでの作業ですが、注文される建具は多種多様ですので、ひたすら同じ物を作る単純作業というよりは、日々新しい製品を製作する仕事になります。

印象深いエピソード

働き方改革は自分にとって大きな変化でした。社長の方針で、残業を増やすくらいなら注文が減ってもいいから残業を減らせ。ということが、徹底されるようになって、以前は多かった残業も、今はほとんどなくなりました。空いた時間で息抜きをしたり、興味をもっていることにチャレンジ出来るようになって、のびのび仕事に励めています。

大切にしていること

ラインでの作業は、一人が手を止めることでその後の作業に大きな影響が出てしまいます。常に報告・連絡・相談が大切なので、正確に素早く伝える為に、普段から大きな声での挨拶を心がけています。工場内は、機械の音も大きいので、大きな声での挨拶が基本中の基本です。どうしても目の前の作業に集中すると声が小さくなってしまいます。簡単なようで意外に難しいことなので、日々意識するように心掛けています。

息抜きの方法

もともと体を動かすことが好きなので、休日はバドミントンで汗を流しています。実は、寮の空いた一室にトレーニング機材が置いてあって、会社には非公式で「筋トレ部」をやっている人達がいるんです(笑)僕も、たまに顔を出して汗を流しています!

学生へのメッセージ

クレームを出してしまった時、上司から「間違えたら、ごめんなさいで終わらせるんじゃなくて、それをふまえてどう対処するのか。そこまで考えないとだめだ。」と、言われました。社会に出ると色々な人間関係がうまれます。失敗した時や困った時、上司や先輩からの一言に救われることもあります。一人で仕事をしているわけではないので、様々な経験を踏まえて失敗を経験としてどう活かしていくかを考えてみてください!