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市長対談2022 市長対談2022 仕事だってプライベートだってめいっぱい充実させたい!わがままでもそれが本音。
都竹 淳也さん (つづく じゅんや) 【飛驒市長】
桂川 宙大さん (かつらがわ ときひろ) 【アルプス薬品工業株式会社】
三浦 さやかさん (みうら さやか) 【三井金属ユアソフト株式会社】

現在どんな仕事をしているか
おしえてください!

都竹市長 飛騨市長の都竹淳也です。生まれも育ちも飛騨市古川町で、祭りや地元の街が大好き。地元に貢献したくて、最初は地方公務員になりました。平成28年3月からは飛騨市長になり、現在2期の折り返し、7年目です。

桂川 桂川宙大です。高山市出身。高校卒業後にアルプス薬品工業に入社し、市長さんと同じく7年目です。品質管理部という部署で製品や原料の試験に携わっています。

三浦 三浦さやかです。愛知県出身で、就職を機に飛騨市へ移住して一年目です。三井金属ユアソフトという会社でITに関する仕事をしています。

プライベートの楽しみを
教えてください。

都竹市長 市長という仕事はまとまったオフは取りづらいんですが、だからこそ貴重で楽しみです。地域の活動や家のことで終わってしまう日も多いですが、クラシック中心に音楽鑑賞は常にしていますね。やりたいことは沢山あります! 10年前に始めた「鶏ちゃん合衆国 ※1」の活動はさらに広げたいし、河合町の「地歌舞伎」も引き続き参加したいし、父の影響で興味を持った「雅楽」も練習時間が取れたらやってみたいと思っています。

桂川 中学・高校と陸上競技をやってきたのですが、社会人になって審判の資格を取得しました。大会などでの審判だけでなく、記録の入力・プログラムづくりなど裏方の業務もたくさんあります。仕事の後や休日は陸上三昧で終わっていく日々ですが、いろいろな選手と関われるのは楽しくて、充実していますね。

三浦 趣味はあげるとキリがないです。料理やピアノ、学生時代はソフトボールをやっていて、スポーツはやるのも観るのも好きです! 飛騨に来てからはキックボクシングやトレッキングに参加してみたり、水の上をボードに乗って進む「SUP」というものにも挑戦したり。カメラも好きで、スタッフとして参加している「SOSHA!」というフリーペーパーの自分の記事や誌面でも写真を使っています。飛騨市が主催している『ヒダスケ!※2』という市民の困りごとを手伝うプログラムにも参加して、友達も増えました!

飛騨だからこそできる働き方や
プライベートの楽しみ方があれば
教えてください!

都竹市長 都市部は楽しみ方の選択肢は多いけれど、何をやるにもお金がかかるんだよね。可処分所得から見ると生活コストが安い地方が豊かだという話もあるように、飛騨市は美味しい食べ物や自然に囲まれていて、お金をかけずに楽しめることが多い。お二人の趣味もたくさんお金を費やすようなことではないでしょう。そういう楽しみって続けやすいですよね。そして、周りの人と関われる環境も田舎の良さだと思います。人との関わりが多いほど、人間って幸せを感じるものだから。

桂川 人との関わりが大切というお話、すごくわかります。大人になってからは陸上でお世話になってきた恩師とお酒を飲める関係になって、近い距離感で話せるようになったことがとても楽しいです。僕は希望して地元で就職したんですが、結局は居心地が良かったんだと思います。たまに都会へ出かけても、帰ってきていつもの風景が見えてくるとホッとするんですよ。ずっといると気付きにくいですけど、他県出身の同僚と話していたら「川の水がきれいでびっくりした」と言われてこちらが驚いたりして、当たり前だと思っていたけど、実は飛騨のいいところがたくさんあるんだなと実感することも多いです。

三浦 飛騨市には、家族や地元の友人が来たら美しい自然や自慢したくなる体験がたくさんあるのがいいと思います! 先日も雲海を見るため母と祖母を連れて安峰山に登りました。人との関わりでは、一人暮らしも初めてだったので、いろいろな不安があったんですが、オン、オフ問わず周りのみなさんが「大丈夫かな?」と気にかけて、積極的に話しかけてもらえたり、食事に誘ってくださったりして。職場に飛騨のお父さん・お母さんみたいに頼れる方もできたので、飛騨での暮らしについて親に話すと「心配ないね」と安心してもらえます。

都竹市長 そう、人と関わる楽しさってオフだけではなくて、職場もまさにそういう場所じゃないですか。僕は市役所の中でいろんな職員に話しかけて、時にはくだらない話をすることもあるんだけど、こういう時間って人生の楽しみなんだよね。仕事で出会った人脈って自分だけの固有の財産だと思っています。昔は勤務場所が変わると年賀状だけの付き合いになることもあったけれど、今はSNSのおかげで繋がり続けられるようになって、オンで出会った人が、いつしか一緒にオフを過ごす仲間になっていく場合もある。

桂川 僕は逆にオフの趣味がきっかけで、会社の中で陸上部を立ち上げることになりました。ユニフォームを作ったり大会に挑戦したり、最近は会社でも陸上のことをやっていますね(笑)

これから将来を考える高校生へ
メッセージをください!

桂川 自分が高校生の頃、大人の方から「今のうちに遊んでおきなよ」「資格を取っておくといいよ」と声をかけてもらった覚えがあります。それも一理あるんですが、思い返してみると当時は自分なりに、すでにいろんなことを頑張っていたよなとも思うんですよね。部活でも勉強でも、目の前のことを精一杯やっているなら大丈夫と言いたいです。

三浦 オンの場所、オフの場所、どちらにも自分が所属できる居場所を複数作っておくといいと思います。私の周りではオフが充実している人の方が、オンでも活躍していることが多い気がします。拠点がどちらにもあることで、相乗効果でどちらもより楽しくなるし、片方が充実していれば、もう片方を頑張る活力になるのかなと思います。

都竹市長 これから初めて仕事の世界に入っていくことに不安はあると思うんですが、仕事は、元来楽しいものなんですよね。仕事が大変で趣味は楽しいと分かれているわけではなくて、オンもオフも行ったり来たり影響し合っていて、入り組んでいる。仕事での出会いがオフの楽しみに繋がることもあって、例えば職場の人に誘われて釣りに行ったら、それが人生の趣味になったなんて話はたくさんあるよね。働くということはきっとプライベートも楽しくしてくれると思います。
 社会人になるととっても楽しい世界が待ってるよ!と言いたいですね。

※1 【鶏ちゃん合衆国】 岐阜県の郷土料理である「鶏ちゃん」のおいしさや文化を広め、多くの方々に味わってもらいたいという思いを持つ有志たちによって誕生した。2022年7月には建国から10周年を迎えた。(ウェブサイト

※2 【ヒダスケ!】 ボランティアや体験ツアーとは違い、地域の人と体験でつながり、オカエシがもらえる、飛騨市をもっと楽しむための参加型プログラム。2022年10月時点で8240人がヒダスケに参加している。(ウェブサイト

このページは「飛騨市就職総合情報誌 ANKININARU(アンキニナル)vol.7」(令和5年3月発行)に掲載された内容を元にしています。