お仕事の内容は？

坑内で使われる機械の保守点検・修理を担当する工作グループに所属しています。発破して砕いた岩を運搬するロード・ホール・ダンプ、坑道を安全に支保する為のコンクリートを吹付ける吹付車等の大型機械から、一般的な機械の保守点検・修理や現場の要望に合わせた道具の製作を担当しています。これらは安全に作業員が作業する上でとても大切な仕事です。

今の職についたきっかけは？

飛騨神岡高校の総合学科工業技術系列機械選択を卒業後、高校時代に学んだ技術を活かせる地元就職を希望しました。神岡鉱業は大きな会社で将来性もあると思ったのも決め手でした。

就職してよかったことは？

最近ですと、重機に高圧洗車機を取り付ける為の土台を、鉄板を溶接して取り付けました。高校時代に身に着けた溶接の技術が活かせて、現場の役に立てることが嬉しいです。

やりがいと夢は？

坑内で機械の修理をする場合には、狭い坑道や暗い場所での慣れない体勢での作業になることもあります。作業環境の特殊な現場で上手く機械を修理して、その後の作業効率が上がり、作業員の方から「助かったよ」と言われた時には、大きなやりがいを感じました。

息抜きの方法は？

鉱山部は朝７時から１５時過ぎまでの勤務ですので、仕事を終えてからの時間を有効に使えます。仕事中はほとんど暗い坑内で過ごしているので、町に出て友達とカラオケやボウリングをして遊ぶのが息抜きです。

学生へのメッセージ

入社前、鉱山での仕事は危険だというイメージがあったのですが、実際は就業前の始業点検等、坑内での安全対策が徹底されていますので、以前に比べて怖いと感じることはあまりありません。地元を支える大きな企業で、現場を支えるやりがいのある仕事ですので、特に工業科の卒業生には技術を活かせる現場でお勧めです！