【報告】2/25 薬草週間特別企画「ヨモギの日」を開催しました

ヨモギの活用をテーマにした２つのイベントを開催。

１．ヨモギうどん打ち体験

ヨモギの活用に力を入れている「憩いの家」のスタッフを講師に、ヨモギうどんを作りました。

緑色のヨモギ粉を入れて、よくこねると、きれいな緑色のボールができます。しばらく置いた後に生地を伸ばして、切って完成！粉さえあれば、いつでも作れて便利です。

うどん打ちは初めてという参加者が多く、集中するあまり無言の作業時間が長く続きました。「力を使うので体が熱くなった」、「おいしそうにできた」などの声が聞かれました。最後に試食しましたが、ヨモギの香りがしっかりと残りとても好評でした。自分が作ったものはお土産で持ち帰り、それぞれ家で堪能したことと思います。

２．ヨモギのお灸づくり＆体験

みちくさ治療院によるヨモギのお灸づくりと、お灸体験を行いました。

お灸で使う「もぐさ」はヨモギ葉の裏の毛を使ったもので、今回は乾燥ヨモギをすり潰し、ふるいにかけて、粉と繊維に分ける作業を体験。繊維＝もぐさで、円錐形に整えたらヨモギお灸の完成です。お灸をそのまま使うと熱いので、ニンニクやショウガのスライスを土台として患部に置き、その上で火をつけます。土台は味噌や酒粕で作ってもよいそうです。

参加者の中には、昔ヨモギでもぐさを作っていたという方もいましたが、ほとんどの参加者は初めての体験です。もぐさを作るのは手間ですが、自分で作ったお灸の煙と温かさをじっくりと味わい、心も体も癒されたようでした。