2024.02.28 新着情報
森林が面積の9割以上を占める自然豊かな飛騨市には、245種類以上の薬草が自生し、山里に住む人々の薬箱のような役割を担ってきました。
【飛騨市概要】<外部リンク>
コンビニやスーパーで食べ物を簡単に買うことができる便利な世の中になり、現代人のミネラル不足が問題視される中、薬草がそれを助ける大切な地域資源であることが見直されています。また、コロナ禍でより強まった健康志向により、薬草への関心はますます高まっています。
飛騨市では(1)市民の健康づくり、(2)地域の活性化を目的とした「薬草ビレッジ構想推進プロジェクト」を運営し、官民協働で薬草の活用に取り組んでいます。
このプロジェクトには、市やNPO法人、薬草愛好団体、地元企業などがかかわっており、それぞれの活動を行っています。
今回募集する「薬草プロジェクトリーダー」は、これまで進めてきた薬草の普及や商品開発に加え、新たなミッションを進めるリーダー的な役割を担っていただきます。
当初は薬草の知識が乏しくても大丈夫です。市民普及活動を通じて一緒に学びながら、飛騨市薬草プロジェクトを盛り上げていきましょう!
(1)薬草ビジネスモデルの構築
【課題】 市内事業者の高齢化=薬草の採取が困難
【解決】 薬草採取を市民ビジネスとして展開 採取=対価=持続可能
【仕事】 市内事業者や市民と連携し新たなビジネスモデルを構築する
(2)薬草ネットワークの拡大
【課題】 市薬草事業を牽引してきた各団体の高齢化、活動の縮小化
【解決】 薬草関係人口の拡大=市薬草事業に参画する仲間を増やす
【仕事】 全国の仲間を増やし、活動の幅を広げる(全国フェス等の開催)
(3)市民普及の強化
【課題】 まだまだ薬草に対する市民の認識不足 薬草=昔からの健康の知恵
【解決】 (1)(2)を通じて、更なる市民普及を図り理解を深める(薬草生活)
【仕事】 各種推進団体と連携した薬草普及事業の実施(ワークショップ、料理教室 他)
▲薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」の運営補助
▲出張ワークショップの開催
▲飛騨市薬草フェスティバルの開催
▲朝霧の森(薬草観察散策路)の整備
▲市民健康講座の実施(専門家との連携イベント)
▲薬草散策の実施(採取や勉強会)
▲草福連携事業(福祉事業者との連携)
WEB記事『読むふるさとチョイス』
・「飛騨市の薬草滞在ツアーをつくりたい」薬草を使った地域の魅力発信
この度、市が推進する「薬草を活用したまちづくり」に従事する地域おこし協力隊を募集します。
求める人材は、市の職員とともにプロジェクトを牽引するリーダー的な役割を担える方です。
具体的業務は、地域の薬草流通体制の構築、市内外関連団体との薬草ネットワーク構築、市民への薬草普及など幅広いですが、当初は薬草の知識がない方でも大丈夫です。
従事しながら知識をつけていただくので、植物や自然などに興味があれば、問題ありません!
飛騨市では令和6年2月現在3名の協力隊が活動しています。
地域おこし協力隊は年度更新の最長3年まで契約が可能です。
飛騨市の場合は、雇用ではなく、委託契約の待遇ですので、業務に影響のない範囲で副業が可能です(任期中に法人を立ち上げた事例もあります)。
卒業後も継続して住んでいただくための補助制度(家・車購入、起業など)も充実しており、複数の卒業生が今も市内で活躍しています。
★募集要項 [PDFファイル/830KB]
1.業務概要 |
自然豊かな飛騨市には「薬草」が豊富に自生しています。この貴重な地域資源を活用した(1)市民の健康づくり、(2)地域の活性化を主な目的として、以下に取り組んでいただきます。
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2.募集対象 |
下記の要件のすべてを満たす方
※総務省が定める条件不利地域以外の地域(現在お住いの住所が該当するかどうか不明な場合は事前にお問い合わせください。) |
3.募集人数 |
1名 |
4.待遇 |
隊員の身分・市が支弁する経費等
市が支弁しない経費
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5.活動時間および日数 |
活動時間および日数は7.75時間を1日と換算し、「飛騨市職員の勤務時間、休暇等に関する条例」および「飛騨市の休日を定める条例」により算出した市職員のこの月の勤務日の日数を下回らないものとします。 |
6.委託形態・期間 |
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7.委託金額 |
年額4,400千円を上限とします。 うち、報酬相当額は2,400千円(月額換算:200,000円)、活動費相当額は2,000千円となります。 |
8.着任日 |
採用決定の日から ※要相談 |
9.募集期間 |
令和6年2月8日(木曜日)~令和6年3月15日(金曜日) |
10.選考の流れ |
【応募方法】
【選考方法】
【隊員の決定】
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11.参考URL |
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12.お問い合わせ先 (応募用紙提出先) |
飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課 担当:今村 〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2-22 |
下記応募用紙をダウンロードの上ご記入いただき、3月15日(金曜日)までにご提出ください。
応募用紙 [Wordファイル/61KB]・[PDFファイル/176KB]
【提出先】〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2−22
飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課
飛騨市の移住に関する特設サイトが設けられています。飛騨市の基本情報から、支援制度、移住者の声、相談窓口紹介など参考情報が掲載されているので、ぜひご利用ください。